📜 障害者自立支援法とは?
▶ 制定:2005年(平成17年)
※実施は2006年〜
※現在は「障害者総合支援法」に改正されている(後述)
🎯 目的:
障害のある人が、年齢や障害の種類に関係なく、
地域で自立した生活を送れるように、必要なサービスを一体的に提供すること。
🧩 主な特徴(当時のポイント)
ポイント | 内容 |
---|---|
🔄 サービスの一元化 | 身体・知的・精神障害ごとのバラバラな支援制度を1つに統合 |
👛 利用者負担の導入 | 原則1割の自己負担を導入(ただし所得に応じて上限あり) |
🏠 地域生活支援 | 入所施設から地域で暮らせるようにする「脱施設化」重視 |
🧑🤝🧑 就労支援の強化 | 就労移行支援・就労継続支援(A型・B型)を制度化 |
🧭 対象となる人
- 身体障害者
- 知的障害者
- 精神障害者(うつ病、統合失調症など)
- 発達障害者も対象に含まれる(2009年以降 明文化)
📉 一方で…課題や批判も
❌ 導入当時に問題視された点:
- 「1割負担が重すぎる」 → 利用控え・生活困窮のリスク
- 「応益負担」という考え方(使ったら払う)に対する批判
- 現場が混乱(制度変更が急だったため)
🔄 その後の流れ:障害者総合支援法へ改正(2013年)
批判や現場の声を受けて、2013年に以下のように再整備👇
▶ 改正後の名称:
障害者総合支援法(2013年4月施行)
主な改善点:
- 応益負担 → 所得に応じた「応能負担」へ(より柔軟に)
- 精神障害者も正式に対象に
- 地域移行・定着支援の強化(入院・入所 → 地域生活へ)
- 発達障害や難病への対応も整備
📦 提供される主な支援サービス(現在)
カテゴリ | サービス例 |
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生活支援 | 居宅介護、重度訪問介護、行動援護、移動支援など |
就労支援 | 就労移行支援、就労継続支援(A型・B型) |
地域支援 | 自立生活援助、短期入所、日中一時支援 |
相談支援 | サービス等利用計画、ピアサポートなど |
💬 まとめ
「障害者自立支援法」は、障害のある人を**“保護する対象”から“自立を支援する対象”**へと
日本の福祉政策の軸を大きく転換した法律。
今は「障害者総合支援法」に引き継がれていて、
さらに柔軟できめ細かい支援が目指されているよ。