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精神医学

自分を客観的に観察するには

自分を客観的に観察することは(メタ認知)、冷静な判断や成長につながります。しかし、自己認識には偏りがあるため、意識的に訓練することが大切です。以下の方法を試してみてください。


1. 自分を「第三者視点」で見る

🔹 自分を俯瞰する癖をつける

  • 「今の自分を誰かが見ていたらどう思うか?」と考える
  • 第三者の立場で、自分の行動や発言を振り返る
    • 例:「友達が同じことをしたら、私はどう思うだろう?」
  • 「もし○○だったら?」と立場を変えて考える
    • 例:「上司の立場なら?」「お客さんの視点なら?」

🔹 映像や音声を活用

  • 自分の話し方や行動を動画・録音して見直す
  • 客観的に確認することで、改善点が見えてくる

2. 文章化して思考を整理する

🔹 書くことで客観視しやすくなる

  • 「モヤモヤしていること」を紙に書き出す
    • 書いているうちに、問題が整理される
  • 日記をつける(過去の自分を振り返る)
    • 感情的だった出来事を後から読むと、冷静に判断できる
  • メリット・デメリットリストを作る
    • 決断に迷ったときに、合理的に考えられる

3. 他者の意見を取り入れる

🔹 信頼できる人に意見をもらう

  • 親しい友人や家族、上司にフィードバックをもらう
  • 「自分の強み・弱みをどう思う?」と聞く
  • 自分では気づかない視点を得られる

🔹 多様な価値観に触れる

  • 異なる考え方の人と話す
  • 自分の視点に偏りがあることに気づける
  • 読書・映画・ドキュメンタリーで視野を広げる

4. 感情のコントロール

🔹 すぐに反応せず、考える時間をつくる

  • イラッとしたら、「本当にこの反応は適切か?」と考える
  • 衝動的な決断をしない

🔹 瞑想やマインドフルネスを取り入れる

  • 呼吸を意識して「今の自分の感情」を観察する
  • 感情と距離を取ることで、冷静な視点を持てる

5. 長期的な視点を持つ

🔹 未来の自分を想像する

  • 「1年後、5年後の自分から見たら、今の選択はどうか?」
  • 「80歳の自分なら、この悩みをどう考えるか?」

🔹 歴史や偉人の視点を取り入れる

  • 「もし〇〇(歴史上の人物)ならどう考える?」
  • 時間軸を広げると、目の前の悩みが小さく見える

まとめ

客観視するには、第三者の視点を持つ・書いて整理する・他者の意見を聞く・感情をコントロールする・長期的な視点を持つことが大切です。少しずつ意識して取り入れることで、冷静に自分を見つめられるようになります!

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  • 2. 文章化して思考を整理する
  • 3. 他者の意見を取り入れる
  • 4. 感情のコントロール
  • 5. 長期的な視点を持つ
    1. まとめ
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