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精神医学

線維筋痛症


「線維筋痛症」とは、3ヶ月以上の長期間、身体のあちこちの広い範囲に痛みが持続したり、再発したりします。痛みに加え、身体の強いこわばり、疲労・倦怠、不眠・不安・抑うつ気分、認知機能の低下など心身症状を伴います。8割以上が30-60歳の女性です。


病気の原因は不明ですが、最近、中枢神経の痛みに関する機能障害などが示唆されています。たいてい様々な検査を行っても、明らかな異常は認められず、線維筋痛症と診断されないこともあります。


診断基準
1. 広範囲(右半身/左半身、上半身/下半身、体軸という身体の真ん中)の痛みが3ヵ月以上続いていること
2. 図に示した18ヵ所(圧痛点といいます)を指で押して、11ヵ所以上で痛むこと、が条件となります。
ただし、2.については11ヵ所以上なくても、医師の判断で線維筋痛症と診断されることもあります。


生命にかかわることはありませんが、著効する治療法がまだないため、社会生活・日常生活への影響は大きく、問題となっています。抑うつ症・双極症などの気分障害と併発することも少なくなく、当院受診されている患者さんにも少なくなく、気分安定薬や抗うつ薬およびリラクセーションやコーピングなどにて症状緩和されています。

疼痛.jp参照

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