🧠 精神障害とは?(ざっくりおさらい)
精神障害とは、以下のような精神疾患により、日常生活に支障が出る状態のこと。
主な例 | 内容 |
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統合失調症 | 現実と空想の区別がつかなくなる(幻聴・妄想など) |
双極性障害 | 気分の上がり下がりが激しい(躁鬱) |
うつ病 | 気分の落ち込み・意欲の低下 |
パニック障害・PTSD・不安障害 | 強い不安や恐怖で生活に支障が出る |
発達障害(ASD/ADHD) | 対人関係や行動の調整が難しいことも(精神障害手帳の対象) |
※診断の有無にかかわらず、日常生活の「困りごと」が対象になることが多い。
🏛️ 福祉制度での“精神障害”の位置づけ
精神障害者は、法律上・制度上で以下の支援が受けられます👇
📜 根拠となる法律:
- 障害者基本法
- 障害者総合支援法
- 精神保健福祉法
- 障害者差別解消法
✅ つまり、“障害者福祉サービス”の対象として、正式に認められているということ。
🧩 使える主な福祉サービス
🏠 ① 生活支援系
サービス名 | 内容 |
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居宅介護 | 買い物、掃除、食事などの生活支援(訪問型) |
自立生活援助 | 一人暮らしの不安に対する定期訪問や見守り |
地域活動支援センター | 居場所的な通所施設(就労ではなく生活サポート) |
グループホーム | サポート付きの共同生活(職員常駐 or 夜間対応) |
🛠️ ② 就労・社会復帰支援系
サービス名 | 内容 |
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就労移行支援 | 一般就労を目指す訓練(2年まで) |
就労継続支援A型 | 雇用契約あり/軽作業など(最低賃金) |
就労継続支援B型 | 雇用契約なし/工賃制、マイペースで働ける |
障害者就業・生活支援センター | 就労と生活の両方をトータルでサポート |
🩺 ③ 医療・通院・費用サポート
サービス名 | 内容 |
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自立支援医療(精神通院医療) | 心療内科・精神科の通院費を自己負担1割に軽減 |
精神障害者保健福祉手帳 | 手帳があると、福祉サービス・税控除・交通割引などが受けられる |
障害年金(精神) | 生活や就労に支障があれば、20歳以降の発症でも申請可能(うつ病・統合失調症なども可) |
💬 精神障害と福祉の“今どきの考え方”
昔:「病院で治す」
今:「地域で支える」
✅ 精神科病院に“入れっぱなし”にする時代は終わり
✅ 医療と福祉がつながって、その人の「暮らし全体」を支える時代へ
そのために必要なのが:
- 地域の相談支援専門員
- 多機関連携(医療・福祉・家族)
- 本人の意思決定支援
📍 実際によくある支援パターン(例)
▶ 統合失調症で働けなくなったAさん(30代)
課題 | 対応サービス |
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通院が続けられない | 自立支援医療(1割負担)で継続可能に |
お金のやりくりが苦手 | 金銭管理をグループホーム職員がサポート |
働くのが不安 | B型作業所で週3日から開始 |
人付き合いが不安 | 地域活動支援センターで安心できる居場所づくり |
将来的な希望 | 就労移行支援→一般企業の配慮付き雇用へ |
✅ 支援を受けるには?
- 精神科医などから診断書 or 診断名がある
- 市区町村の障害福祉窓口へ相談
- 「サービス等利用計画」を作成(必要に応じて)
- 障害福祉サービスの受給者証を申請
📍※障害者手帳がなくても使えるサービスもある(要確認)
🧭 最後に:こんなことで悩んでいるなら相談を!
- 「病院には通ってるけど、仕事に戻れない」
- 「一人暮らしが不安で外に出られない」
- 「働きたいけど、失敗が怖い」
- 「そもそも、自分に何の支援があるか分からない」
→ 地域の「障害者相談支援事業所」「就労支援センター」に話すだけでもOK。