抜毛癖とは、自分の体毛を繰り返し抜いて脱毛巣を生じてしまう病態です。若い女性が母子関係の葛藤、すなわち愛着や敵意などを誘因に生じると心理学的に考えられていました。しかし最近では強迫性スペクトラム障害として脳内のセロトニンの異常が示唆されています。そして、治療はSSRI, Serotonin Selective Reuptake Inihibitor も効果的と考えられています。
強迫症または関連症群 (6B2)