投影性同一視とは、精神分析に由来する専門用語であり、自分自身の受け容れがたい感情や性格などを、相手が抱いていると思い込み(投影)、相手へ「投影」したものを「同一視」すること。
具体的には、「A君はBさんを嫌っているけれど、A君は『Bさんに嫌われている』と思い込むこと」
「A君はBさんを好きであるけれど、A君は『Bさんに好かれている』と思い込むこと」などです。
簡単に言うと「屈折」した想いですね、境界性パーソナリティ症や妄想型・統合失調症の方が抱きやすい考え方で、極端になると「被害妄想」や「被愛妄想(恋愛妄想)」となり、事例化(問題化)することがありますので、注意しましょう・・・
防衛機制については、別途ご説明します。