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精神医学

愛着障害×父性欠如のダブルインパクト

🧱 まずは前提:愛着と父性、それぞれの役割

要素担うもの欠けると…
🍼 愛着(主に母)「私は愛されている」「存在していい」という安心感の基盤不安・混乱・自己価値の不安定さ
🧍‍♂️ 父性(役割としての父)境界、制限、社会性、他者の視点を学ぶ枠組みの機能衝動のコントロール不全、倫理観の未発達

💥 この2つが 同時に崩れると、心は「どこにも居場所がない、でも止められない」状態になる。


🧠 愛着障害 × 父性欠如 の心理的コンボ


① 「安心感のない子ども」になる(常に不安・混乱)

  • 愛着障害(特に混乱型・回避型)があると、
     ➡ 自分が愛されるに値するかどうかが常に揺らぐ

② 「境界感覚」が育たない

  • 父性が欠けることで、「他者と自分の違い」「していいことと悪いこと」の境界があいまいに。
  • ➤ 境界が育たないと、他人を「自分の延長」として扱いがち(=支配・コントロール)

③ 衝動のブレーキが効かない

  • 感情が大きく揺れても、父性=理性・枠組みがないため止める術を知らない
  • 結果:暴言・暴力・自己破壊的行動などで爆発

💥 このダブルインパクトが生む心理的構造

項目傾向
自己価値常に不安定/誰かに依存 or 優位に立たないと崩れる
他者観愛されたいけど信じられない/利用か拒絶のどちらか
感情調整過剰に爆発 or 完全にシャットダウン
親密さ深まると怖くなる/試す・壊すなどの破壊衝動が出る
支配傾向相手の反応で安心を得ようとする(コントロール欲)

➤ この状態だと、恋愛・友情・仕事・社会生活すべてで“人との関係”が地雷化しやすい。


🔪 加害傾向に転じるとき、何が起きてるか?

  1. 他人と自分の違いがわからない(=「お前が悪い」となる)
  2. 拒絶や無視が「存在否定」と感じられる
  3. 強烈な怒りと無価値感が同時に噴き出す
  4. 相手を壊すことで自分の存在を感じようとする

→ 暴力、ストーキング、性的支配、モラハラ、自己破壊などに表れやすい


🔁 よくある“内面のループ”

コピーする編集する【寂しい・怖い】
 ↓
【誰かに近づく】
 ↓
【でも信じられない】
 ↓
【不安・怒り・試す】
 ↓
【拒絶される or 壊す】
 ↓
【自己嫌悪 → また寂しい】

→ これが**「人を求めるのに壊してしまう」心の矛盾**。シリアルキラー、DV加害者、依存型人格、いずれにも通じる内的構造。


🧬 なぜこのダブルインパクトは“深刻”なのか?

  • 子どもにとって母(愛着)=心の根っこ
  • 父(父性)=心の骨組み

両方が欠けると、
🌱「根も骨もない」状態で大人になってしまう。
そのままでは人と関わるたびに揺さぶられ、自分を保てなくなり、**「相手をコントロールして安定を保とうとする」**行動に出やすくなる。


✅ まとめ:このダブルパンチが生むのは“愛されたい暴力”

  • 愛着不安で愛を求めすぎる
  • 父性欠如で暴走を止められない
  • 結果:人を壊すことでしか繋がれないという歪んだ生き方が染みつく
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