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精神医学

年下上司との付き合い方

昭和の終身雇用・年功序列が崩れ、年下上司年上部下という関係が増えてきました。お互いやりにくいというのが本音でしょう。当院に受診されるのは年上部下の方でしょう。できの良い年下上司から突き上げられ、毎日ストレスを覚え、不安うつ状態に陥ったいらっしゃいます。たまに年下上司の方が年上部下が言うことを聞いてくれないと不安うつ状態になることもありますが・・・


年下上司年上部下の関係が良好に継続するには、互いに敬意を持ち、頻繁に会話をすることです。具体的に、このような状況を構築するため方法を提案しましょう。

率直な会話;穏やかな雰囲気で、率直な会話をしましょう。はじめは雑談で構いませんが、途中から日頃から思っている希望や不満を表現に注意しながら、率直に伝えましょう。誤解を生じたままであると、いつか関係は破綻してしまいます。

強みの認識;年下上司は役職相応の知識や技術を持っています。その強みを認めましょう。年上部下は年齢と経験による洞察を提供することができます。年下上司と年上部下が上手に連携すればチーム全体が強くなります。

柔軟性を持つ;年下上司を素直に受け容れ、新しいアイデアやアプローチを柔軟に発想しましょう。

プロフェッショナリズム; プロフェッショナリズム(専門職としての自負心)は、年齢や経験に関係なく心に抱くべきものです。個人的な人間関係から気持ち切り離し、職務に集中することが重要です。

メンターシップ;年上部下がメンターとしての役割を果たすことは組織として有益です。経験や知識を後輩と共有することにより、自分の足跡をたどることになります。年下上司との信頼関係を築く一助にもなります。


以上のように、年下上司との関係改善には、お互い努力することが必要です。かなりの時間と労力を要しますが、尊重を基本とした関係を築くことにより、職場のパフォーマンスは格段に向上するでしょう。

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