諸行無常
この世のものはたえまなく変化し続けているという事実を述べた言葉。「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」は平家物語の有名な冒頭一句です。
他力本願
親鸞聖人は『教行信証』に「他力といふは如来の本願力なり」と述べています。すなわち、仏の力、阿弥陀仏の慈悲のはたらきことを意味します。
一蓮托生
死後、極楽浄土で同じ蓮華の上に生まれること。善悪に関係なく、運命をともにする意味。
和顔愛語
法蔵菩薩が阿弥陀仏になるため修行に励んでいるところ「和顔愛語にして、意を先にして承問す」とあります。「表情やわらかく、言葉やさしく、相手のこころを汲み取り、よく受け入れ」とのことです。
他生の縁
袖ふれあうも他生の縁、道ばたで人とすれ違うとき、袖がふれあうささいなことにも、深いご縁があるということ。人生のご縁を大切にしようというのです。