セルフ・モニタリングにおいて「マイナス」評価を行った出来事、すなわち「ストレス」もしくは「不安・抑うつ」に対し、適切な「コーピング(対処)」を行うことができれば、「不安・抑うつ」は改善します。特に不安に関しては以下のように定義されています。
不安=危険/対処+援助
上記のように「危険」があっても「対処」や「援助」が十分に備わっていれば「不安」は改善するのです。さらに、「コーピング(対処)」は以下2つに分類されます。
問題焦点型
問題を解決する
状況が制御・可能な場合
問題の明確化・情報の収集・解決策の実行など
情動焦点型
情動の苦痛を軽減する
状況が制御・不可能な場合
回避(棚上げ)・静観(経過観察)・気分転換など・・・