精神科のくすりに抵抗感をもっている方もいるかもしれませんが、うつ病も体の病気と同じようにくすりによる治療で、脳の異常を修正することが必要です。うつ病には「抗うつ薬」という種類のくすりが有効です。
「現実の受け取り方」や「ものの見方」を「認知」といいますが、認知に働きかけて、こころのストレスを軽くしていく治療法を「認知療法・認知行動療法」といいます。認知には、何かの出来事があったときに瞬間的にうかぶ考えやイメージがあり「自動思考」と呼ばれています。「自動思考」が生まれるとそれによって、いろいろ気持ちが動いたり、行動が起きたりします。ストレスに対して強いこころを育てるためには「自動思考」に気づいて、それに働きかけることが役立ちます。
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